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足るを知る暮らし、昭和下町長屋 |
お問合番号:10492 |
今回は粉浜の商店街を抜けた下町住宅街にあるいいリフォームが施された長屋をご紹介しよう。
みんふどでは、やっと出てきたインテリアの古い味と水回り設備能力が両立していて、住まいのメンテナンス行為が生活の一部にできる暮らしを推奨していますが、今回ご紹介するのは、まさにそういう暮らしの舞台になる昭和長屋。
築年数の経過した三軒長屋であるが「立ち」はしっかりしており、床の傾きなどはない。組木柄床板や竹を使った欄間など、味のある建材は残しつつ、浴室やトイレなどは日々の利用にストレスがないようにしっかりと手が加えられている。いわゆるデザイナーズリノベーションではなく、地元に根差す工務店がまじめに手を入れた「いいリフォーム」です(キッパリ)
特に浴室は、在来工法でしっかり造作されており、浴槽サイズも十分でたっぷりの湯量を感じる入浴も、夏のこまめなシャワー使いもストレスなく使えるでしょうし、モダンなトーンで張り分けられた100角タイル(タイルの王様)がセンスのいい昭和に着地。
トイレは元の洗面台を撤去しているスペースが取り込まれた広さがあり、暑苦しさがないばかりか、想定外の過ごし方ができるかも。
キッチンも組合せ式のボックスキッチンをL型にうまく配置していて、みんふどキラーアイテム「瞬間湯沸かし器」が。一つの給湯機で3か所給湯などが高スペックの代名詞のように云々されていますが、みんふどでは長屋町家など給湯箇所が離れているなら別々の給湯システムを持つ方がはるかに暮らしに優しいと評価している。手入れを重ねたステンレス天板が「地に足がついた着実な暮らし」を予感させるシンプルキッチン。地に足がついた暮らしと言えば徒歩3分に南海粉浜駅前から複雑に交差しながら伸びる「粉浜商店街」があることも見逃せない。まだまだ元気な商店街で日々の生鮮食品庫として、日常的につかえる飲食店街として、いい感じのアパレルも手に入るブティックも並び、まさに「一年中マルシェ」状態で、生活テンションを程よく張ってくれることだろう。
おまけに南海本線「粉浜」、地下鉄「玉出」へ、ともに徒歩5分と交通利便性も言うことなし。
地名が示す通り古くは「浜」、海に面していて住吉大社の式年遷宮時に使う木を並べていた浜だったことから命名されているそうだ。今では大阪市内を代表する指折りの下町。感度の高い人たちが既にいい塩梅で展開しだした昭和長屋を改装したカフェや日替わり店舗と、どっこい根を張る昭和な学習塾なんかを子どもやパパママが行き来する、人のまちでした(^^♪
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合資会社マットシティ |
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06-6314-6408 大阪市中央区北浜東1-15 ビル・リバーセンター6階
大阪府知事(2)第54714号 |
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<情報登録日:2017-11-16 > |
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南外観
キッチンと玄関
キッチンから次の間と居間
豊かな浴室
2階続き間、区切ることも
熱感知器による自動消火システム
押入れを改装したクローゼット
2階ベランダに増設されたトイレ
瞬間湯沸かし器はキラーアイテム
ライティングコントローラーの懐かしモデル
ご存知下町ジャングル
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